心の悩み/症例・お喜びの声

起立性低血圧症の漢方症例

大宮さいたま市の漢方相談専門!いわい薬局です!

今日は当店のお客さまの症例をご紹介します。

高校生 女の子 

冷え性・低血圧・立ちくらみが辛く、病院にて診察した結果、「起立性低血圧症」と診断。

中学二年生に発病し、現在(高校二年)まで症状の悪化と緩和を繰り返している。毎年秋ごろから冬にかけて体調を崩しやすい。

朝は起きるのが辛く、学校も遅刻することが多い。

また、電車などで立位を続けると急な不調(吐き気、冷や汗、視界不良、耳鳴り、動悸、息詰まり)を感じやすい。

ご家族の心配もあり、体質改善を目的に漢方薬の服薬を希望されてきました。


問診の結果、自律神経の調整をし、眩暈などの症状に頻用されるお薬をご提案。二週間程様子を見ていただきました。(煎じ薬+丸剤)

2週間後…
立ちくらみなどに大きな変化無し。電車内の変調は多少減った気もするが、その他は今まで通り→お薬を再検討し、初回とは異なる内容のお薬をご提案。

1ケ月後…
立ちくらみ、動悸、息詰まりなどが明らかに楽になった。(前回が10だとすると今は6くらい)まだ症状はあるが、以前に比べると朝も起きることが出来るようになっている。

2ヶ月後…
前回と同じように体調は良くなっているが、やや足踏み状態。電車は問題なく乗れている。→内容を微調整して更に一ヶ月分ご提案。

初回はお体に良い変化が現れなかったため、お薬の内容を再検討させてもらいました。

漢方薬は長く飲むことで効果が得られることもありますが、全くお体に変化が無い場合は初回の判断が間違っていることもあるので内容を変更するケースも少なくありません。

少しでも早くお体に合うお薬をご提案できるよう、これからも日々勉強と経験を重ねたいと思います。

この女の子も徐々に笑顔が増えている様に思います。まだまだ良くなっていただきたいですね!