皮膚病/症例・お喜びの声

「脂漏性湿疹」が疑われる漢方症例

漢方を飲み始めてから食生活を見直すきっかけにもなりました!
埼玉県さいたま市大宮の漢方相談専門!いわい薬局です!

今日は皮膚トラブル「脂漏性湿疹」について悩まれている女性の症例です。

40代 主婦  

今年の花粉シーズンから、数か月にわたり「花粉症」と思われる症状(くしゃみ、鼻水、目の痒み)が続いていた。

今月に入り、くしゃみや鼻水は治まってきたが、瞼の淵~目の周り~髪の生え際の赤み、痒み、肌荒れのみ残っている状態。(現状では花粉の影響というよりは、皮膚トラブルが治まらず、様々な刺激に反応しているように思う)

家族の新生活に合わせ、忙しい日々が続いている。疲労も溜まっていたかもしれない。ストレスもあり、お菓子などの間食が増えていた自覚もある。

病院では脂漏性湿疹と診断され、塗り薬が処方された。

元々肌は弱い方で、刺激の強い化粧品は使えない。

食欲、お通じ、睡眠などは正常で問題なし。

丁寧な聞き取りの結果、頂いた情報からお体に合わせたプランをご紹介。

今回は手軽な粉薬での対応が可能と判断(当店には粉薬以外にも煎じ薬や錠剤・丸剤・液剤など、幅広い選択肢がございます)、症状の軽減へ向けたアドバイス(砂糖や油の過剰摂取はNG,早寝早起き)も併せてご提案させていただきました。

服薬2週間…少し痒みが治まった印象。赤みや肌荒れに大きな変化はない。

服薬1か月…アドバイス通り間食は減らし、睡眠を確保する生活に切り替えている。以前よりも痒みが減り、掻き壊しが減った分、赤みも治まりつつある。

服薬2か月…痒みは服薬前の1/3以下に軽減。ストレスが溜まると痒くなるが、普段の生活では大きな負担を感じないようになっている。

服薬3か月…見た目はほぼ回復!控えていたお化粧を再開しても悪化することはない。

念のため、もうしばらくお薬を続けてもらい、お体の安定が確認でき次第、徐々に減薬していこうと思っています。

特にご本人様からは「今回を機に“生活習慣の見直し”ができて良かった!」とお声頂きました(^^)/

花粉に限らず、コロナ禍のマスク着用で口周りが荒れてしまう方や、ストレスや食生活の乱れからアトピー性皮膚炎が悪化してしまうケースも増えています。お困りの際はお早めにお問い合せください。